リフォームはハウスメーカーと大工、どちらを選べばいいの?
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このページでは「リフォームはハウスメーカーと大工、どちらを選べばいいの?」をご紹介しています。
リフォームを検討している場合、当然ながら業者選びで悩まれる事があると思います。
その中でも特に「大手ハウスメーカーと大工、どちらに依頼すれば良いのか?」という点で悩まれる方も多いです。
大手ハウスメーカーと大工、両者にはどのような特徴、そして違いがあるのでしょうか?
このページでは「リフォームはハウスメーカーと大工、どちらを選べばいいの?」についてご紹介します。
このページで学べること
- 工事費用を重視するのであれば安く抑える事ができるのは大工、スピード重視であれば大手ハウスメーカー。
- 大工の方が施工の自由度が高く融通が利きやすいが、宣伝を出していないので良い大工を見つけるのが難しい。
大手ハウスメーカーと大工の違い
一般的に、「大手メーカーは工事費用が高く、街の大工は大手に比べると費用が安い」というイメージがあると思います。
これはその通りで、ほとんどの場合において当てはまります。
しかし、値段に開きがあるのは明確な理由があります。
まず大手ハウスメーカーですが、皆さんも目にした事や行った事があるかもしれませんが、全国各地にモデルハウスや展示場が多く存在します。
リフォームを検討されている方にとって、現地で実際の物件イメージを確認できたり、カタログや資料も豊富に用意されているので参考材料が非常に多いのは確かに魅力的です。
しかし、そのモデルハウスや展示場を運営するための経費や人件費、豊富なカタログや資料の制作費、それらは最終的に全て工事金額に反映されます。
具体的な数字を挙げると、戸建住宅を建てるために支払う金額の内、20〜30%がモデルハウスの運営費用、そしてそれらを宣伝するための広告費用に充てられています。
つまり言い換えれば、お客様に来てもらうためにお客様自身から多額の費用を回収している事になります。
では、大工の方はどうでしょうか?
大工の場合、地域密着型の店舗が多く、きらびやかなモデルハウスや展示場を作らなくても地元に根付いて地元の方から仕事を受注できています。
宣伝広告費についても、大手ハウスメーカーはTVCMをうったり広告を出したりしていますが、地元密着型の大工になる程、営業活動や宣伝活動をしていません。
それはそのまま、工事金額が大手メーカーより安く収まる事に繋がります。
一方で、お客様からすれば大手メーカーは数多くのプランを用意しているのでプランの選択が容易です。
その中で決められなくても、モデルハウスで実物を確認できたり豊富な資料が揃っているので、その中から気に入ったものを選ぶだけで自ずと施工プランが決まります。
大工の場合、全て自分の好きなように決める事ができるので、大手メーカーより施工の自由度が高い場合が多いです。
しかし、自由度の高さが仇となって施工プランに悩み過ぎて袋小路に入ってしまったり、そのせいで工事への着工が遅くなったりしてしまう場合もあります。
更に、会社規模も大手メーカーよりは小さくなるので、他の工事状況によっては工事期間が長くなる可能性もあります。
スピード、工事期間を重視する場合は大手ハウスメーカーの方が安定していると言えるでしょう。
大手ハウスメーカーと大工のメリット・デメリット
上述をまとめると、
・大手ハウスメーカーは、宣伝や広告で良く見かけるので安心感があるが、費用が高く施工プランは画一的
・大工は、費用が安く地元ならではの親近感と工事に融通が利くが、スピード面ではリスクがある
となります。
更に具体的にまとめると以下のようになります。
・ハウスメーカーのメリット・デメリット
●メリット
・CMや広告でよく見かけるので安心感がある
・設備も常に最新のものを揃え、現物を確認する事ができる
・保証がしっかりしている
●デメリット
・大工に比べて工事費用が高くなる
・追加工事に予想外のオプション料金がかかる場合がある
・プランが決まっている場合が多く、自由度は低く要望が通りにくい
・大工のメリット・デメリット
●メリット
・地元密着型ならではの親近感で、親身になって相談に乗ってくれる
・地元業者ならではの、地域環境や気候を考慮したプランを提案してくれる
・施工の自由度が高く、小さな工事でも融通が利く
●デメリット
・大工毎の施工技術のレベルに差がある
・宣伝や広告を出してない場合が多く、見るけるのが難しい