リフォーム業者・大工選びのポイント

リフォーム業者や大工を探そうと考えた時、以下のような方法が思いつくのではないでしょうか？

・インターネット検索
・リフォーム業者・大工のホームページ
・タウンページなどで調べた地元密着型の大工
・新聞や雑誌の広告・チラシ
・新築の際に依頼した大工やメーカー
・近隣で実際にリフォームを行った人の口コミ・紹介

業者探しにおいて大切なポイントはいくつかあります。
しかし何より大切なことは、決して１社だけですぐ決めるのではなく複数の業者から相見積もりを取り、その中から最終的に依頼する業者をじっくり選ぶということです。

特にリフォームを初めて行う方は、金額的にも施工の内容的にもわからない事が多いです。
例えば、１社しか見積もりを依頼していない状態で「見積もりは500万円になります！」と言われても、それが高いのか安いのかわかりません。
しかし、相見積もりを取っておけばその金額が適正なのかどうかがわかります。

工事内容に関しても、相見積もりを比較してみると「A社とB社の見積もりにはこの項目の記載があるのに、C社には無い…」と気づく事ができ、その内容を問い合わせる事ができます。

また、業者探しの方法の中に、近隣でリフォームを行った人から感想を聞いたり紹介してもらったり、知人から大工を紹介してもらうという方法があります。
しかし業者選びは、実際に施工を行ってくれる職人と家主との相性が重要です。
半日程度の小規模な作業であれば良いですが、大掛かりなリフォームで２ヶ月近く相性が合わない人間とやりとりするのはお互いにとってプラスではありません。
紹介してくれた人とは相性が合っても、自分と合わなければ意味は無いのです。

その意味でも、上記の方法においても１つだけに絞らず、色々な方法でできる限り多くの業者・大工を探すようにしましょう。
その上で多くの業者・大工に連絡をとり、相見積もりを取る。
それがリフォーム業者・大工探しで大切な事です。

業者を探すだけでも時間がかかりますし、その中から決めようとするとさらに時間がかかります。
しかし、リフォーム工事は大きな金額が動く工事です。
どれだけ慎重になってもなり過ぎるという事はありませんので、じっくりと納得がいくまで探しましょう。

このサイトのトップページでもご紹介していますが、リフォーム業者は大きく分けると以下のような三つの種類に分類できます。

① 大手ハウスメーカー・大手企業グループのリフォーム会社
② 利益優先・過剰広告・営業マン在籍のリフォーム会社
③ 地元の職人直営の大工さん

結論から先に申し上げると、「会社が有名＝施工品質が高い」という事では決してありません。
テレビや新聞チラシで見かけるような大手メーカーだと一見安心感がありますが、大手メーカーはただの窓口で、実際に工事を行うのは下請け業者です。
①に依頼したのに実際に工事するのは③、という流れが一般的なのです。

どの大手メーカーであっても、工事に関して施主にどんな下請け業者を使うのかを伝える事はまずありません。
逆に、施主側が「近所の大工さんの腕が良いから、その人を下請けとして使ってほしい」などと注文する事もできません。

CMや広告を多く出している有名な業者だからといって、施工品質が保証されている訳では決してないので注意しましょう。

華美な広告に乗せられたり、訪問販売の口車に乗せられてしまったりすると、工事費用は安くないのに施工内容が満足のいかないリフォームで終わってしまうリスクが高くなります。
このサイトのトップページでもご紹介したように、「地元の職人直営の大工さん」に依頼する事が高品質・適正価格でリフォームを行う秘訣なのです。