リフォームに関するトラブル事例
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このページでは「リフォームに関するトラブル事例」をご紹介しています。
近年、千葉県でも多くのリフォームに関するトラブル事例が消費者庁へと寄せられています。
リフォームでトラブルに巻き込まれないためには、全てリフォーム業者に任せるのではなく、ご自身でも契約内容や施工内容を把握しておく事が非常に重要です。
このページでは「リフォームに関するトラブル事例」についてご紹介します。
このページで学べること
- リフォームを依頼する際は、契約書・見積書をしっかり確認し、内容が明確に記載されているか確認することが重要。
- 小規模リフォームの場合、実物を確認できる設備機器や材料はできる限り自分の目で確認するようにする。
契約・金銭に関するトラブル
例えば、リフォームを依頼したのが知り合いの工務店や紹介してもらった工務店の場合、契約の内容をしっかり確認しない方がいます。
「知り合いだから」、「知人の紹介だから」といって安心するのではなく、高額な費用が発生する工事になるので契約の内容はしっかりと確認しましょう。
工務店の中には契約書や見積書を作らず、口約束のみで工事を始めようとする工務店がいますが、トラブルの温床となるので絶対にやめましょう。
契約書無しで工事を進めようとする工務店は悪徳業者と考えても差し支えないです。
出来上がったと思ったら要望と全く違う、説明を受けていない追加費用を請求されるといったトラブルが起こる可能性があります。
更に注意すべきポイントは、見積もりの内容が「リフォーム工事一式」のような曖昧な内容になっていないかどうかです。
曖昧な見積もりを出しただけで、具体的にどのような施工を行うのかを記載した契約書を作らないまま工事を進める工務店も存在します。
初めてリフォームを行う方は「こういうものか」と思ってしまい工事を進めてしまったという事例もあります。
契約をしっかり確認し、見積りの項目が依頼者の意図に沿った通りに記載されているか、図面通りに書かれているかなどを慎重に確認することが大切です。
また、工務店選びの際には1社ですぐに決めるのではなく2〜3社から相見積もりをとりましょう。
それらをじっくり比較検討した上で工務店を選択することもリフォームを成功させる上で重要です。
工事内容に関するトラブル
近年、打ち合わせの際の仕上がりイメージと実際に完成したリフォーム内容が違うというトラブルが増えています。
例を挙げれば、実物を見ずにカタログのみを見て発注し、実物を見たら色合いや柄が思っていたものと違うという事例です。
大掛かりなフルリフォームの場合は「仕上がりイメージを見せてくれ」といっても無理があるでしょう。
しかし、リフォームに使用する設備機器や材料といった部分的なものに関しては、できる限り実物を確認させてもらいましょう。
例えばキッチン・トイレ・バスといった設備、フローリング材や壁紙材といった材料などです。
また、大掛かりなリフォームの場合でも、仕上がりイメージのパースやCGを出してもらえるのか工務店に確認してみましょう。
出せるから優良工務店、という訳でもないですが、工務店選びの一つの判断材料になります。
続いて、工事中のトラブルとして最も多いのは騒音トラブルです。
大掛かりなリフォームの場合は、どれだけ注意しても騒音が発生してしまいます。
リフォーム内容によっては1ヶ月近くの工事期間になるので、近隣の住民に迷惑をかけてしまったというのはよく耳にする事例です。
契約の際に、着工にあたり近隣への挨拶を行なってくれるのか、トラブルが起こった場合のフォローはどうなっているのかを工務店に確認してみましょう。
騒音が発生する工事を行うにしても、一言でも挨拶があるか無いか、フォローはしっかりしてくれているかで近隣の方の心象は大きく変わるものです。
リフォーム後に、仕上がりだけでなく広い意味で快適に過ごすためにも、近隣への挨拶やフォローは忘れないようにしましょう。
その上で、あまりにも騒音が気になる場合は現場の職人にもう少し音を抑える事ができるか聞いてみましょう。
依頼者が快適にリフォームを進める事ができる環境を整えるのも工務店の大切な役目です。