リフォームの事前準備
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このページでは「リフォームの事前準備」をご紹介しています。
リフォームを行なってくれる工務店が決まったからといって、着工まで何もせず待っているという訳にはいきません。
工事が始まるまでにもやるべきことは沢山あります。
工務店側からも説明はあると思いますが、自分でも把握しておくとスムーズに準備を進める事ができます。
このページでは「リフォームの事前準備」についてご紹介します。
このページで学べること
- 着工前に契約書と見積書を再確認し、リフォームに使用する設備機器や材料を自身でも把握しておく。
- リフォームは内容によって工事期間が変わるので、いつまでに工事を終わらせたいのか明確にし工務店に伝えておく。
- 申請や届出の内容によっては条件がある場合があるので、打ち合わせの段階で工務店に相談しておく。
- リフォーム工事期間中は工事箇所が使用できないので、どう対処するか考え準備しておく必要がある。
- 着工の段階で工事箇所に荷物があると作業効率が落ちるので、できる限り工事箇所周辺は片付けておく。
- 万が一トラブルが起きた場合でも、事前に挨拶を済ませておけば相手の受け止め方も全く違ってくる。
契約書・見積書の最終チェック
リフォーム工事の着工を待っている間に、改めて契約書と見積書の最終チェックを行いましょう。
理由として、リフォームの際に選ぶキッチンやバス、トイレといった設備機器や、フローリングや壁紙などの材料は数万円から数十万円と高額なものが多いです。
また、写真では同じように見えても値段や性能が大きく違う設備機器、材料も数多くあります。
工事が終わってから仕上がりが契約書と違っていたり、見積書に記載の無い設備機器や材料が使用されていたというトラブル事例が発生しています。
そのようなトラブルを防ぐためにも、着工前に必ず契約書と見積書をチェックし、ご自身でもしっかり確認・把握しておきましょう。
工事の流れ、工事期間の把握
リフォームは施工プランの決定から完工まで、工事の内容によってどれくらい時間がかかるかが大きく違ってきます。
例えばトイレの交換のみ、部分的な壁紙の張り替えといった小規模なリフォームは、機器や材料さえ揃っているなら工事自体は1日で終わるケースが多いです。
一方で、フルリフォームや間取り変更のような大掛かりなリフォームとなれば、プランを決める打ち合わせだけでも時間がかかりますし、工事自体も1ヶ月以上かかります。
短期間で済むリフォームはまだ良いとしても、長期に渡るリフォームの場合でも生活ペースを崩す訳にはいきません。
工事期間中も日常生活に影響が無いようにしないといけませんし、「〇月〇日までには工事を終わってほしい」という場合もあると思います。
ご自身でも工事の流れをしっかり把握し、生活に悪影響が出ないようにしましょう。
その上で、いつまでに工事が終わってほしいのかを明確にし、早めに工務店に相談しておきましょう。
申請・届出
増築を伴うリフォームの場合は建築確認申請、一定条件に当てはまる場合は建築リサイクル法の事前届出が必要になります。
これらの届出が必要かどうかは、一般的には工務店から説明があります。
その際、申請事務をご自身で行うのか工務店が代理で行なってくれるのかを確認しておきましょう。
また、ローンを利用する場合や自治体の補助金、介護保険を利用する場合は、事前に申し込みが必要です。
住宅ローンを利用する場合、プランニングと同時進行でどこから借りるのか、返済の方法をどうするかなどを決めておき、申し込みを済ませておきましょう。
自治体や介護保険を利用する場合は工事内容に条件があるので、打ち合わせの段階で工務店に相談しておきましょう。
注意すべき点は、マンションの場合はリフォームに内容に制約がある事が多い点です。
リフォーム内容に問題が無くても、工事内容や期間をマンションの管理組合に届け出る必要がある場合が多い点にも注意しましょう。
仮住まいへの引越し準備
大掛かりなリフォームの際に、工事期間中は仮住まいに移る必要がある場合もあります。
そうなれば引越しの準備も必要となります。
引越しの必要が無い場合でも、リフォーム工事中は工事箇所は使用する事ができません。
残された箇所で快適に過ごす事ができるか、設備が使えない場合はどう対処するかを検討し、しっかり準備しておきましょう。
リフォーム箇所の片付け
部分的なリフォームを行う際に大切なのは、スムーズに工事を進める事ができるように工事箇所の片付けを済ませておくことです。
いざ工事する段階になっても工事箇所周辺に荷物があると、大幅に作業効率が落ちてしまいます。
面倒かもしれませんが、できる限り荷物が無い状態で工事ができるように準備しておきましょう。
また、個人では動かす事ができないような家具は工務店に任せても良いですが、中身は移しておくようにしてください。
壊れやすいものや貴重品は段ボールなどにまとめておきましょう。
依頼者側と工務店、両者にとって気持ち良く作業できるようにしておく事が大切です。
せっかく片付けを行なうのですから、この機会に要らないものは思いきって処分してしまうのも良いかもしれません。
その場合は片付けと併せて粗大ゴミ処分の手配も済ませておきましょう。
近隣への挨拶回り
最後に忘れてならないのが、近隣への挨拶回りです。
万が一、騒音やその他トラブルで迷惑をかけてしまった場合でも、事前にきちんと挨拶を済ませていれば相手の受け止め方も全く違ってきます。
リフォーム工事期間中は、様々な業者の出入りがあるので車が邪魔になったり、工具を使用する音がうるさかったり、塗装の臭いやホコリが周辺に広がったりとトラブルの元となり得る様々な要因があります。
工事前はその他の準備でなかなか忙しいかもしれませんが、近隣への配慮だけは欠かさないようにしましょう。